こちらでは、医療の現場における男性看護師の必要性について解説したいと思います。
まだまだ男性看護師は少ない!
職業に関する男女の壁が取り払われつつある昨今ですが、まだまだ“看護師といえば女性の職業”というイメージは強く残っているように感じます。
看護婦の名称が看護師に変わってから長く経ちましたが、やっぱり“男性看護師=珍しい”という印象は拭いきれません。
看護師でさえ男性看護師を見かけると「おお!男性看護師だ!」と思ってしまうくらいですから。
まぁ印象論はさておき、きちんとした数値を出しますと、男性看護師の割合は全体の4%。残念なことに、まだ消費税にさえ負けているのです。
ですが、看護師を目指す男性がどんどん現場に入ってくれば、徐々にイメージは覆されるはず!
看護の仕事に興味がある男性の方には、是非とも積極的にチャレンジしてほしいと思います。
なぜ男性看護師が必要なのか
実は、男性看護師の存在にはいくつもの大きなメリットがあるのを知っていましたか?
2.看護師は医療器具・物資の運搬をするので、男手が欲しい
3.男性は感情的になりにくいので、癖のある患者を扱いやすい
4.女社会がもたらすデメリットをある程度、中和できる
どこの病院にも当てはまるメリットが、すぐに4つも浮かんでくるのです。
案外、力仕事の多い看護師の仕事。男性の需要は決して少なくありません。
また、感情的になりやすく、内輪でグループを作ってしまいやすい女性ばかりが集まるナースステーションは、それゆえの問題を抱えているのも事実です。
男性看護師が一定の割合でいてくれれば、そういった問題も緩和されるでしょう。
福島で男性看護師が必要な理由
特に今の福島では、看護師不足の影響から労働環境が悪化しています。
体力的にギリギリの状態で仕事をしている看護師さんが多く「体力に勝る男性看護師がいてくれたら…」と考えている病院関係者は少なくないでしょう。
男性は体力的な負荷に強く、女性は精神的な負荷に強いという傾向がありますから、両方がバランス良く揃っていると安心ですよね!
実際、福島県看護連盟で男性看護師研修会が開催されていることもあり、男性看護師の必要性は広く認識されているようです。