こちらでは、看護師の採用面接を行っていた採用担当の立場から面接アドバイスを行っています。
看護師の面接!最初の5分がカギになる
私自身、ほとんどのケースで最初の5分のうちに合否を決めていました。
会話をした時の印象で「この人はダメそうだな」「この人は良いかも」というイメージがほぼ固まってしまうのです。
無理に5分で決めようとしているわけではないのですが、人間というのはどうしても最初の印象に引っ張られてしまうんですね。
いったんイメージを持ってしまうと、余程のことがない限り、それはひっくり返らないのです。
とにかく最初の5分で「この人と一緒に働いてみたいな」と思わせることが何よりも大事になります!
第一印象を良くする!面接突破の原則
それでは、始まって5分の間により良い第一印象を与えるための鉄則をご紹介します!
1.笑顔で明るく話すこと
暗い人と一緒にいたい人はほとんどいません。どうせなら、職場を明るくしてくれる人と過ごしたいのが人情。それはOLでも看護師でも同じ事です。
ですから、まずは笑顔を心がけましょう。
ただし、考え込んで当然の質問をされた時・震災の話など繊細な話題を振られた時は素早く笑顔を封印。TPOをわきまえられる人間であることをアピールしましょう。
2.面接官の話を良く聞いて理解すること
面接官の話を遮ったり、理解不充分なまま返答することは避けてください。“人の話をきちんと聞けない”という印象を与えてしまうのは大きなマイナスです。
3.長々と喋らないこと
面接官の質問には、短く端的に答えるようにしましょう。
話の主導権は常に面接官が握っています。
話題を変えたり、余分な情報を付け足すことなく、的確に短く答えてください。
同じ内容を答えるなら、少しでも短く答えられたほうがスマートな印象を与えます。
4.前の職場について悪口を言わないこと
前の職場について訊かれたり、転職理由について説明を求められることもあるでしょう。
この時、絶対に悪口を言ってはいけません。
気心の知れた相手ならともかく、初対面の相手にネガティブな話は禁物です。
悪口・愚痴はあなたが“性格が悪そう”というレッテルを貼られてしまうだけなので注意しましょう。