こちらでは、履歴書・職務経歴書の書き方について求人担当からのアドバイスをご紹介したいと思います。
履歴書の常識!意外とみんな守れない
長いこと求人担当をしてきたのですが、かなりの割合で非常識な履歴書を目にします。
私からすれば100%守れて当たり前の常識なのですが、案外、応募者のほうは理解していない模様…。
常識ある看護師さんたちは読み飛ばしてくださっても良いような話なのですが、ちょっとでも不安があるなら是非ともお付き合いくださいませ。
写真はキレイに切ってまっすぐ貼る!
時々、写真がぐにゃぐにゃに切られていたり、傾いた状態で貼られていたりする履歴書を目にします。自分の顔写真さえキッチリと扱えない人が、どうして他人様の健康状態を管理できるでしょうか?
文字は楷書で丁寧に書く!
殴り書きでもしたのか、文字と文字が繋がっているような履歴書も良くありますね…。
正確な行書・草書ならまだしも(本当はそれでもダメなんですが)殴り書きした書類をよこしてくる神経が理解できません。
こういうのを見ると「あなたは本当にうちの病院で働きたいんですか?」と訊きたくなってしまいます。
一画一画をしっかりと魂こめて書いてください。
文字が上手くなくても良いですから、丁寧に書いたことが伝わるようにするべきです。
学校名などを省略しない!
しょっちゅう見かけるのが“私立○×大学看護学部入学”の下に“同校卒業”を書いてある履歴書です。
そもそも、正式書類について名称を略すことは認められていません。それくらいの一般常識は身につけておいて欲しいものです。
ほんの何文字かを書くのが面倒な人に、看護師の仕事なんて務まらないと思います。
印鑑はしっかりと捺印!
印鑑が曲がっていたり、かすれていたりする履歴書もNGです。捺印というのは契約・証明などを意味する大事なもの。適当に押して良いようなものではありませんよ。
書き直しが手間なのであれば、先に捺印して、それから書くようにしましょう。
履歴書は手書きとパソコンどっちが良い?
これは難しい問題です。私個人の価値観で申し上げれば、丁寧&正確に作成されている限り“手書きだから”“パソコンだから”という理由でマイナス評価をすることはありません。
文字が上手なら手書き、自信が無ければパソコンというのが無難な判断かと思っています。
ただ、中には「手書きのほうが熱意が感じられる」とか「印刷のほうが読みやすい」とか言っている方もいますので、一概には判断できません。
どちらかといえば現在はまだ前者の方が多いですから、迷ったら手書きをオススメします。
ちなみに、もしパソコンで作成する場合には1つ注意!日付だけ手書きにするのはNGです。日付を空欄にしたまま作って、後から書き足したのバレバレですよ!
履歴書の鉄則を1つ挙げるなら、ズバリ“手抜きをしないこと”に尽きます。